保育科学研究所

生涯学習プラン

第5回保育支援コーディネーター養成セミナー 開催報告

 平成23年9月15日・16日、東京都渋谷区の〔こどもの城〕研修室にて、第5回保育支援コーディネーター養成セミナーが開催されました。
 3月に起きた東日本大震災や残暑の影響から今年は大幅な参加者減が危惧されましたが、蓋を開けてみれば全国から園長、保育士、看護師等約40人の参加があり、体験学習を中心に無事全2日間の日程を終えることができました。
 ご参加頂いた皆様、どうも有難うございました。

基本講義

「子どもの貧困と保育」
講師: 阿部 彩
(国立社会保障・人口問題研究所社会保障応用分析研究部長)

専門講義

T「地域の子育て支援システムと保育力向上をめざして」
講師: 橋 紘 
(東京都・至誠第二保育園顧問)
U「感染症予防対策と嘱託医・保護者との連携」
講師: 遠藤 郁夫
(浜町小児科委員院長、日本保育園保健協議会副会長)
V「家庭支援の実際と課題」
講師: 柏女 霊峰
(淑徳大学総合福祉学部教授)

統括講義

「地域の保育を高めるために保育支援コーディネーターは何をするべきか」
講師: 西村 重稀(仁愛大学人間生活学部教授)

※阿部先生・柏女先生の講義概要は、『保育界』11月号に掲載する予定です。

参加者アンケートより

  • 保育現場は日々懸命に取り組んでいるのですが、行政の指導内容が首を傾げたくなるようなものであるために残念な結果を招いているケースも多く見受けられます。今回の研修内容にあった社会人基礎力や人間力の向上についても、産学官で努力し、子ども達をはじめ社会全体が良い方向へ向かうようにするべきだと思います。(私立保育所・勤続22年)
  • チームワークを築く上で、各自がしっかり自分の務めを果たし、互いに認め合うことの大切さを学びました。(私立保育所・勤続13年)
  • 今、他機関との連携がとても難しいのですが、その原因の1つに保育所(および保育士)の社会的地位が低いということがある様な気がします。何故かは分からないのですが、地域で他の機関に接触する際、引け目を感じ、お伺いを立てる様な出方をしてしまうのです。それをなくすためにも、この様なコーディネーターという立場ができ、認められるのは嬉しいことです。もちろん保育士としても質をどんどん上げていかなくてはならないと思っていますし、併せて日常行っている保育支援が体系づけられると良いなと思います。(私立保育所・勤続25年)
  • 保育園は園長によって大きく変わる可能性があります。保育士の質を高めることのできる園長の育成も急務かと思われます。(私立保育所・勤続15年)
   
   

(報告:生涯学習事務局)
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